Monday, September 16, 2019

心を強くする by サーシャ・バイン その1

超一流のアスリートのコーチの書籍のため、人生の苦しい時、また仕事で苦境に立たされた時、どのように乗り越えていくのか(=心の持ちよう)について大変勉強になる多くの事が書かれております。

今日はその中の一つについて。

ー「失敗の味」を徹底的に味わっておくと、本番で楽になる。ー

これは、「若い時の苦労は買ってでもしろ」「できる時に多くの失敗をしておく」につながる内容です。

結局、「悔しい思い」や「辛い経験」を「何くそ」と乗り越えることのできる「ハングリー精神」が成長の原動力につながるとこになります。

(P.38〜)
そして、難関をくぐり抜けた者、挫折と落胆の味を舐めた者こそが、往々にして素晴らしい結果を出し、大成功を収める事ができる。挫折を乗り越えた者の武器は、「どんなに困難に直面しても自分は乗り切れる」という自信だろう。人間には生存本能が備わっている。何か苦境に直面すれば、その本能がたちまち目覚めて、生き延びる方法を見出そうとする。

今は苦しい、だからこそ将来は明るい、と自分に言い聞かせよう。この苦しみは単なるプロセスであって、最後には必ずいい結果がもたらされる。

勝負を諦めるか、再度挑戦するか、そこが人生の分かれ目だと思う。たとえ失敗しても安易な言い訳などせず、真っ向から挑戦を繰り返してほしい。

負けるたびに、あたなは強くなる。

最後の一文は、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人を指してるようです。

Do not make me feel small!!!

Wednesday, August 28, 2019

ピョートルのまとめを続ける前に

現在、大坂なおみの前コーチであるサーシャの本を読んでいる。
「自分をどのようにして成長させていくのか」と考えた際に、大変ためになる本です。
ピョートルの本をまとめ終えた後、ブログを上げていきたいと思います。

今日は、終身雇用の崩壊についてわかりやすくまとめてあるサイトを見つけたため、リンクを貼っておきます。

https://note.mu/ikedanoriyuki/n/nee0321da475f
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1907/31/news015.html

優秀な人材を定年退職までつなぎとめておく、終身雇用システム。employerもemployeeもwin-winのシステムでしたが、右肩上がりの終わったバブル崩壊後の日本では、だんだんと1つの会社に退職まで働くことが難しくなってきました。

私は幸運にして、「自分のキャリアを作っていくこと=ポータブルスキル」の必要性を海外の生活を通して、社会に出て以降早い段階で学ぶことができました。日本は「全体主義」、海外は「個人主義」と文化が違うのですが、テクノロジーが進化し、利権で守られていた分野が、新興企業に侵食されてきている近年、日本も少しずつ欧米寄りな雇用形態になってきたのかと感じております。いつジャングルに放り出されても自分の経験やスキルで生きていけるように、毎年自分自身をアップデートしていく必要があると痛感しております。

Monday, August 19, 2019

New Elite by ピョートル その1

成功の定義 = 持続的に成長していること

<ポスト資本主義社会では、ゼロから1を生み出す人が成功者>
世界が変わって新しい波が来るなら、その波にうまく乗るためにはどんな立ち方をすればよいのか
そういった少しの意識の違いで人生は大きく変わります。


変化は突然やってきます。
だからこそ変化を受け入れ、変化を乗りこなし、変化を楽しむ必要があるのです。
変わること、変わり続けること。
常に次の可能性に備えておくことです。
変わる前提で動いている人は、何か想定外のことが起きたときも柔軟に対応できます。

Sunday, August 11, 2019

人に強くなる極意 by 佐藤優

過去に鈴木宗雄議員とともに国策捜査をされた佐藤優さんの本です。
6年ほど前の書籍になりますが、元外務省官僚の書籍は大変勉強になります。

怒らない」「びびらない」「飾らない」「侮らない」「断らない」「お金に振り回されない」「あきらめない」「先送りしない」の8つのテーマで書かれております。

「怒らない」
良い物語で人生を疑似体験する。良い小説は、人間の内面に深く向き合った作品であり、それらを通してさまざまな人生を「代理経験」する。それによって、相手の心情を知ることができる等、感情のコントロールをしやすい土台が読書を通じて出来上がるというわけです。

「びびらない」
人間はよくわからないもの、不可解なものに対してびびる。
相手の「内在的論理」が分かれば必要以上に恐れることはなくなります。
状況を類推できれば恐怖は消える。
⇨先ほど出てきた、「代理経験」の重要性。
 実際にそのような体験をした人から話を聞く。怖い体験をした人から話を聞く。本や映画からでもいい。

代理経験をしていることで、実際に自分が同じような状況下に置かれた際に「冷静」になることができる。

※注意!! 自分の力よりも圧倒的に大きなもの、自分の限界を超えているものに対して虚勢を張ることは危険です。

☆自己の経験の中で、何らかのカテゴリーに振り分けられていれば、そのような恐怖心に陥ることはありません。⇨落ち着いて、問題に対処することができるようになります。
 
飾らない
私たちの社会には必ず何らかの階層があり、そこで這い上がっていくにはそれなりのルールや評価体系、制度があります。ただし、そういうものにどっぷり浸かるのではなく引いた目線でそのカラクリを認識しておく。どこか冷めた目で世の中を客観視し相対化することが大事です。

相手が大物であればあるほど、こちらの嘘や飾りなどは見抜かれてしまいます。

飾らない関係=素の関係=シンプルな関係
無駄なコミュニケーションがなく、深いところでお互い認め合い確認し合う。
とてもシンプルですが深い。そういう関係!

こういう関係を作るのは、実はそんなに難しいことではありません。とにかく仕事と仕事をする相手に対して真摯に向き合って、嘘や偽りを排除していけばいい。自分を飾らず等身大で仕事をしていれば、同じような仕事の形で返してくれる人は自然に増えるはずです。

侮らない
仕事の現場で「侮らない」ということは、メンテナンスとかフォローをしっかりする、という意味合いも強いと思います。
便利な時代だからこそ、いろんなところに小さな落とし穴がある。
その危険に気づいているかどうか。

断らない
明日できることは今日やらない。
一見膨大な仕事が迫ってきていると感じても、時系列で整理すればそんなに恐れることはないと気がつくはずです。

相手を断らずに受け入れるということは、ある意味で自分を押し殺さなければならない部分を生じさせます。それ自体がストレスにもなるでしょうし、自分の時間を奪われるというリスクにも繋がります。さらに、相手の考え方や存在そのものが、自分の存在を脅かすこともあります。それまで自分が信じていた価値観や考えを否定されてしまう可能性もある。それは時にとても辛いことでもあります。それまでの自分を否定されてしまうわけですから相手を拒まず受け入れるということは、そういった様々なリスクと向きあることです。実際に予期せぬトラブルに巻き込まれることだってある。⇨(自分の考え)相手を理解したいときは、それくらいの覚悟を持ってぶつかっていくことも大事だと思う。

自分を取り巻く人たち、目の前に起こる様々な出来事を受け入れる。それと誠実に精一杯向き合えば、自ずと運命は次のとるべき道、進むべき舞台へと導いてくれる。

お金に振り回されない
自分の労働をいかに高く売るか。
お金を味方につけるような生き方をしなければいけない。
「コモディティになるな、スペシャリストになれ」by勝間 = 代わりのきかない人材になる。

資本の力とは、全てを商品化する力とも言えます。その流れに流されずに抵抗するには、自分自身がモノに落ちない抵抗をしていかなければなりません。そこを意識しながらキャリアを積んでいくことが重要です。

あきらめない
「何に対して、どうあきらめないで頑張るのか」が大事。
過去にとらわれずに今努力すれば、それは将来必ず結果を出すものだと仏教は考えます。
何か目標設定をするときは、完成形がイメージできるもの、現実可能なものにすることが大切です。

成功体験を積み重ねること。
「あきらめないこと」「あきらめるべきこと」の2つを選り分けて、上手にマネジメントしなければなりません。
⇨「内反ノート」をつけること。
結果、客観的に、自分を見つめ直すことにつながる。期限を設けることで、「執着」することなく、次に向かうことができる。
何事も、始める前に終わりと出口を明確にしておくことが大事です。

「あきらめないこと」を複数設定する。次の目標へのモチベーションにもつながる。
「あきらめないこと」をマネジメントするというのは、主体性を持つこと。自分で自分を見つめながら自分をコントロールする。
自分にとって意義のあるものに対して「あきらめない」で頑張る。自分で決めて自分のペースで追い求めることが大切なんです。

先送りしない
物事の優先順位を幹分けるためにノートに書くこと。
⇨可視化と空間化につながる。

人間は決断することを恐れている。
普段からいろいろなことを頭の中で考えシュミレーションしているかどうか。それができているから、いざ問題が起きた時の判断が早いしブレないんです。
とくに、上に立つ人は思いついたことをすぐに口に出してはいけない。一回頭の中で考えてから公言する。そのためにも、常にいろいろな状況を想定して、「こうなったら、こう対応する」というシュミレーションをしておくことです。⇨リスクマネジメントができなければいけない。

単なる労働力にならないためにも。
言うまでもなく個々の人間にとって、時間は有限なもの。

誰にでも不祥事を起こす可能性はある。
過酷な状況で思わず逃げ込んだ道が、実はとんでもない袋小路につながることもある。
そういうときは、とにかく一人で考え込まずに誰かに相談する。友人でもパートナーでも親でも、とにかく誰かに直接話す。そのときはどんなに恥ずかしかったり情けなかったりしても、さらなるドツボにハマるよりはずっとマシです。


Saturday, August 10, 2019

誰かを勇気付けること

英語で「Cheer You Up」。

このブログのタイトル。

10年以上も前、ロンドンで英語を勉強しているときに、バイト先の職員の誕生日会に誘われた際に、白ワインを飲みお酒の失敗をした翌日に、同僚からかけられた言葉です。

ネイティブが使うので適切な日本語訳はネットに上がっておりませんが、「元気出して!」みたいなニュアンスで、超凹んでいた時に励まされました。

過去にちょっとしたきっかけや出会いで自分の人生が大きく変わったように、「もし誰かの人生が今まで以上に良くなる」手助けができるのであれば、(相手が求める時のみ)手を貸したい。(自分の価値観を無理やり他人に押し付けるようなことはしたくないので)

同年代と違った人生を歩んできたからこそ、苦労は多かったし、「変わり者」のような目でよく見られていたけれど、「日本」という土壌で「変わり者」であって、世界に出たら個性の弱い普通以下だと知らされた「あの10年ちょっと前」。

偶然にも、ダイバーシティ(多様化)が叫ばれており(日本のダイバーシティは、海外のとはちょっと違うけれど...)、「変わり者」にとっては、住みやすい世界が待っている。「変わり者」がイノベーションを起こして世の中を変えている。

胸を張って生きて行けばいい!

2002年のMillencolinの名曲:Fingers Crossed
※Fingers Crossedは英語で「幸運を祈る」って意味。

I always knew you were a keeper
僕は君が守りに入ってたっていつもわかってた

Maybe not exactly from day one
たぶん初めからじゃなかったんだろう

Guess I never wanted to be overdone
やり過ぎは良くないと思うよ

And even though you are a sleeper
それと君は眠っているけど

Well, to me that's never been a crime
まぁ、僕にとってそれはなんの害もない

And afterall, well you, yeah you woke up in time
そして結局、君は時間が来れば目を覚ました

So now you're back on your feet again
そして今、君は元気になって戻ってきた

Now you're back to compete with men
今から奴らと競うために戻ってきた

Now you're back and it took some time
今君は戻ってきた

To get from misery to prime
悲惨な状態から最盛期に行くまでに時間がかかったけど

Now you're back here to change the world
今君は世界を変えるためにここに戻ってきた

Now you're back and I say "Go girl"
そう、応援するよ“Go Girl”

Now you're back and you'll do just fine
そう、君はうまくやるはずさ

'cause after rainy days the sun will shine
だって、雨が降った後は、晴れるものだからさ!

I know I've been part of the reasons
僕は理由の一部だってわかってる

Why you sometimes felt the sore
なぜ君は時々痛みを感じたんだろう

And I'm sorry I didn't give you more
そして力になれなくてごめん

But now you're having better seasons
でも今君は良いシーズンを過ごしている

And your mom she's watching you
そして君の母親は君を見ながら

From above with fingers crossed for everything you do
君が何もかもうまくいくように祈ってる

So now you're back on your feet again
そして今、君は元気になって戻ってきた

Now you're back to compete with men
今から奴らと競うために戻ってきた

Now you're back and it took some time
今君は戻ってきた

To get from misery to prime
悲惨な状態から最盛期に行くまでに時間がかかったけど

Now you're back here to change the world
今君は世界を変えるためにここに戻ってきた

Now you're back and I say "Go girl"
そう、応援するよ“Go Girl”

Now you're back and you'll do just fine
そう、君はうまくやるはずさ

So don't resign
だから諦めないで

'cause after rainy days the sun will shine
だって、雨降った後は、晴れるものだからさ!

It doesn't matter what others say
他人が何て言おうと関係ないよ

Even those you call friends
たとえ友達でも

Don't leave it out for another day
別の日にしようとしてはダメ

This might be your big chance
これは君の大きなチャンスかもしれないんだ

And you're the one always beside me
君だけはいつも僕のそばに居てくれた

When I'm lost you're always to guide me
僕が落ち込んでいる時、君はいつも僕を導いてくれる

It's about time that I gave you something back, something back
僕は君に何か恩返しをしなくちゃな

And I'm the one selfish and greedy
僕はわがままで欲深いから

Never cared enough of what you needed
君の要望に十分答えることはできない

But even still you had the strength to get back in the end
でも君は最後には自分を取り戻す強さを持ち続けている

So now you're back on your feet again
そして今、君は元気になって戻ってきた

Now you're back to compete with men
今から奴らと競うために戻ってきた

Now you're back and it took some time
今君は戻ってきた

To get from misery to prime
悲惨な状態から最盛期に行くまでに時間がかかったけど

Now you're back here to change the world
今君は世界を変えるためにここに戻ってきた

Now you're back and I say "Go girl"
そう、応援するよ“Go Girl”

Now you're back and you'll do just fine
そう、君はうまくやるはずさ

So don't resign
だから諦めないで

'cause after rainy days the sun will shine
だって、雨降った後は、晴れるものだからさ!

On you
そう、君の上に晴れ間が広がる

I know the sun will shine
わかってる、

For you
君のために晴れる!

I know you'll do just fine
君がうまくやれるのわかってるよ!

Yeah you
応援するよ!

I know the sun will shine
僕は知ってるんだ、

On you, yeah...
君の上に晴れ間が広がるんだ!
さぁ、頑張って!

心を強くする by サーシャ・バイン その1

超一流のアスリートのコーチの書籍のため、人生の苦しい時、また仕事で苦境に立たされた時、どのように乗り越えていくのか(=心の持ちよう)について大変勉強になる多くの事が書かれております。 今日はその中の一つについて。 ー「失敗の味」を徹底的に味わっておくと、本番で楽になる。ー...